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2005年09月14日

自分に勝つことと相手に勝つこと このエントリーを含むはてなブックマーク

先日、「勝つ気持ち」に関して投稿しましたが、マルクさんから御意見をとのコメントを頂きましたのでもうちょっと詳細に書き留めておきたいと思います。特に誰に勝つか、ということですが、これは「自分に勝つこと」と「相手に勝つこと」の2面があります。テニスプレーヤーに限らず、全てのアスリートにいえることですが、どちらが欠けても不十分です。以下に私の考えを投稿しておきましょう。

「自分」に勝つということ
テニスを楽しむことが目標です、といったテニスクラブやそれを一生懸命強調するコーチを良く見かけます。目標がテニスが出来ればいいとするジュニアはそれでいいでしょう。しかし、トーナメントに出場したり、もっと上の大会を目指すジュニアにとって、「楽しむ」ためには、やはり厳しい練習を耐えていかなければなりません。相手に勝たなければ、楽しくありませんから。ジュニアの試合では、負けて泣いている選手を良く見かけます。私の娘は、最近は必死にこらえますが、やっぱり負けるはずのない選手に負けた時は、こらえきれずに泣き出します。重要なことは、その後です。「今日は試合やったばかりだし、練習はお休みしよう」という考えであれば、それは既に「自分に負けてしまっている」。「負けたんだから練習しなきゃ」と考えられるようにならなければなりません。つまり、人間誰でも怠け心を持っていて、自分にとって楽な方向を選択する習慣があるわけです。これを押しのけて、「やっぱり練習しよう」、「それでもやっぱり勉強しよう」と思える自分を創っていくことです。誰かに言われて「仕方ないからやるか」といった領域を超えて、「自分の判断で練習・勉強する」という強い自分を創ること」、これこそが自分に勝つということだと私は考えています。

「相手」に勝つということ
テニスは、陸上や水泳のように記録を争う競技ではありません。相手があって、接戦であれ相手より上のポイントをして勝ち負けが決まるのです。我が娘をみているコーチの中には、「娘さん、本当にいいテニスをしていました。相手の子より数段上のテニスをしていましたよ」と誉めてくださる方もいますが、結果は負けですから、「そんな誉め言葉は要りません。結果は負けですから」と一蹴します。対戦相手のほうが何かで勝っているから勝つわけです。テニスは、自分のミスをできるだけ減らして、できるだけ相手が嫌がる所を突いてポイントを重ねる必要があります。対戦相手よりできるだけ早く相手の嫌がることに気付き、できるだけ早い段階で嫌がるところを突くこと、これがまさに相手に勝つということです。これが出来なければ、いつまでたっても、またどんなに技術的に上手くなっても「勝つ」ことはできません。どんなに試合でリードされていても、「相手の嫌がるところはどこか」を考えて少しずつでも挽回してやると考えていれば、勝機が見えてくるはずです。

テニスの場合、相手がありますから、勝者がいれば敗者が出ます。特に勝者になった時、敗者をいたわる心は忘れていけない。敗者があるから勝者が生まれるわけです。いつかは、自分が敗者になる可能性があるわけですから、敗者(勝者に対してもですが・・・)に対しては、対戦できた感謝の気持ち、頑張ってくれよとエールを贈る、ということを決して忘れてはいけません。試合後、きちっと挨拶して相手に対して握手をする、ことは最低限のマナーです。また、私は娘には、勝ち負けに関わらず、コートに入る時には必ず一礼、試合後コートからでる時に一礼するように教えています。その時だけが、一瞬勝ち負けを意識しなくて良い一瞬ですから・・・

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投稿者 targetA : 2005年09月14日 11:44

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コメント

ジンタのオヤジさん
コメント有難うございます。私は、バスケットを相当やっていて将来を意識したのが17歳の時でした・・・弟は、もっと深刻で21歳の時に野球に関して真剣に考えました。そして、結果として遅かった・・・ですから、私は娘に対しては早め早めに対処して欲しいと考えています。

いろいろな考えがあるから、またこうしてお伺いできるからブログをやってま~す!

投稿者 Target A : 2005年09月15日 08:27

こんにちは!いつも勉強させていただいております。

僕はジュニア時代(特に低年齢での)のランキングや勝ち負けにはあまり拘らない方が(ほどほどで)良いと考えています。本当に実力差が出だすのは男子で16~17歳、女子で14~15歳かな?と。それまでにどれくらい”質の高いテニス”を出来てるかが勝負だと思って、子供とテニスをしています。”何時何処で勝ちたいのか?”例えば、それが21歳でウィンブルドンなのか?それとも14歳で全国優勝か?(極端な例ですみません。)

それにしてもみなさんいろいろな”考え”があっておもしろいですね。とても参考になります(感謝)。

投稿者 ジンタのオヤジ。 : 2005年09月15日 04:27

nandehetananoさん
コメント有難うございます。
実は、我が娘の所属するテニスクラブでは、マッチ練習というのがあって、対戦相手をコーチが設定し、各プレーヤーが課題を持って試合と同じ環境での練習を毎週繰り返し実施しています。そこでは、勝ち負けよりも課題を達成したかどうかを徹底的に追及されます。従って、公式戦では、やはり勝って欲しい!負ける勇気は、マッチ練習で充分だと考えています。マッチ練習がなければ話は別なんでしょうけど・・・

投稿者 Target A : 2005年09月15日 03:48

こんにちは、Target-Aさん。いつも楽しく拝見させて頂いています。

勝ちたい気持ちは大事ですが落とし穴もあると思います。それは今の試合に勝ちたい気持ちだけを優先するとテニスを改善する機会を逃してしまうからです。僕は勝ちたい気持ちよりも将来勝つために今負ける勇気を子供に期待しています。コーチの言う『負けても良いテニスだった』という意見もなぐさめでならいらないでしょうが将来を見据えた正しい評価の場合もあるのではないでしょうか?

投稿者 nandehetanano : 2005年09月15日 02:11

マルクさん
貴重なコメント有難うございます。質問の難しさは、カルフォルニアテニスさんも指摘していまして、とても参考になります。いつかはマルクさんのチームと対戦することがあるかもしれませんね。その時は、メンタル面で負けないようにしないと・・・今後も宜しくお願いします。

投稿者 Target A : 2005年09月14日 19:12

カリフォルニアテニスさん
熱いかどうかは解りませんが、ちょっと生意気だったかな~と反省しつつも本音でブログは継続するつもりです。

投稿者 Target A : 2005年09月14日 19:07

どうも、はじめまして。TargetAさん、ありがとうございます。直接、コメントさせていただきます。
目標の相違はよくあります。

こういう目標設定は訓練で変わっていきます。

ある子は、明日でも出来そうな目標になってたり、ある子は夢のような高すぎる目標になってたりするんです。

こういう場合は本人と話をします。

目標設定をすると、すぐに目標に向かう方法を考えがちですが、目標をたてて、まず自分というフィルターをとおして、今出来ていること、できていないことにわけます。スポーツ選手は『心技体』は当然ですが、+『生活』という項目をいれてみてください。たとえば、朝ごはんは食べてるか、間食をしていないか、夜更かししていないかなど。できていないこんな部分からも改善していきながら、なんども目標設定をいじっていきます。そうすれば、ジュニアにとって最適な目標がたち、そして自分でコントロールができます。『おい!目標いってみろ!』って言う言葉はよく聞きますが、じゃあその後どうしていけばいいかはコーチの感覚でしか発言していないと思います。ここはしっかりやっておくと、今やるべきことが必ず見えてきますよ。『目標』って聞くよりも、『自分はどんな風になっていたいか?』ときくと子どもたちはサラッと言葉がでてきます。
質問内容とはずれているかもしれませんが、メンタルな部分は重要なのはわかっているけどやれていないジュニアチームはたくさんあると思います。もっとこの分野も広がっていくと嬉しいし、世界に出る子がもっとでてきますよ!

先日、高校時代のイチローの目標設定用紙を見せてもらいました。きれいな字で、丁寧に書いていること、句読点もきれいに書いているこの文章を見ると、こういうところも自分に厳しくできる、妥協を許さないイチローならではだなと感心しました。

TargetAさん、長々とすみません。答えになったでしょうか?遠慮なく書き込みしてください。私もまたお邪魔致します。

投稿者 マルク : 2005年09月14日 15:49

Target-Aさん、熱い文章いいですね。
これからも熱い主張よろしくお願いいたします。

投稿者 カリフォルニアテニス : 2005年09月14日 15:19

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