2006年03月30日

パワーショットとスピードショット

巨人の星 不死鳥編 Disc1昔、巨人の星というアニメが放映されていました、って結構誰でも知っていますかね。巨人の星って DVD になってたんですね~知らなかった・・・

主人公、星飛馬が父星一徹と歩む野球人生を描いているのですが、皆さんは星飛馬が何で魔球を投げる必要があった御存知ですか・・・私の記憶では、次の通りです。

所謂、剛速球を武器に野球をしていた星飛馬がある日、「剛速球ではあるがプロでは通用しない。それは、球質が軽いためにプロの打者はいずれスピードに慣れて打ち出す!」と指摘されたため。

星飛馬は体重が軽いため、どうしても球質が軽くなってしまうということで、結局は魔球を生み出す必要がありました。

(以下は、私の独断と偏見ですので御了承下さい)

上記のような事は、テニスでも当てはまるのではないでしょうか。実は、今回の千葉県ジュニの大会で沢山のジュニア選手をみました。リターンの速い、即ちリターンがスピードのあるジュニアが沢山ひしめいていたのですが、以外にパワーのあるショットをするジュニアが少ないんだな~って感じていました。

スピードのあるショットは、腕力で何とかなります。腕を使ってめいっぱいラケットを振り切れば・・・インパクトの瞬間に最大スピードになりますから、スピードショットは試合が進行するにつれて慣れてきます。

一方で、パワーショットとは、体重がボールの速度になってきます。パワーショットは、バウンドしてから、グイッと伸びてきます。一見それほどスピードがないように見えますがバウンドしてからのスピードがある!体重移動がきちっとしているといづれは体重がパワーショットを作っていくと考えています。

私は、テニスはゴルフと似ていて、普通の腕力で十分で、結局のところは脚力と体重移動でやるものなのではないかと考えています。我が子には、何とかパワーショットを身につけて欲しいのですが・・・

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2006年03月07日

フットワークのための基本姿勢

第2ステージになっていろいろと基本的なことを考えている Target A です!とにかく次のステップアップのためにはどうしても更なる基本の強化をする必要がありますから・・・最近、「もっとテニスが上手くなるには、あなたにとって一番何が必要?一つだけ言ってごらん!」と質問したら、即答で「フットワーク」といった返事が返ってきました。なるほど!真剣にそう考えているんだな、とちょっと安心しました。そこで再度、フットワークの基本をおさらいしたいと思います。

本投稿記事は、Target A の独断と経験を総括したもので、科学的に裏付けされているものではありません。よって、現在のスポーツ科学とかスポーツ医学といった理論上、間違いかもしれませんので御了承下さい。それを御了承頂いた上で、尚御興味頂けるのであれば読み進めて頂ければ幸いです。

フットワークを説明する前に、フットワークのための基本的な姿勢を説明したいと思います。最近では、「アスレチックポジション」といった正式名称があるようですが、これがどうも解りにくいんですよね!「膝を柔らかく曲げ、胸を張ったやや前傾の姿勢」とか「膝を曲げて、かかとに紙が一枚入るくらいのポジション」とか・・・何ともとっても曖昧な説明で、もっと解りやすい説明はないかといろいろと調べるのですが、まったく見当たりません・・・

昔、バスケットをやっている時に、体の重心を意識するように、嫌というほど注意されました。体の重心は、左右の乳首とへそを結んだ三角形の中心あたり」を指します。または、へそ上に3本の指を当てたあたり、とも説明されました。この体の重心が非常に重要です!この重心を覚えておいて下さい。

さて、これからフットアークのための基本姿勢(アスレチックポジションと言って良いかも・・・)をつくります。

膝を軽く曲げるのですが、どれ位曲げれば良いのでしょうか・・・これは、両足を揃えて、できるだけ高くジャンプする時に曲げる角度です。テニスに限らず、どんなスポーツでもそうだとは思うのですが、フットワークは、できるだけ速く、できるだけ遠く、できるだけ高く・・・といった要素が必要です。ですから、膝を曲げすぎたり、真っ直ぐ過ぎたりしては意味がありません。ですから、まずは、「両足を揃えて、できるだけ高くジャンプする時に曲げる角度」が重要になってくるのです。

さて、次に足の幅ですが、直立して立って、誰かに右肩、左肩を思いっきり真横に押してもらいましょう。その時、一切体がぶれないような足幅がポジションです。通常は、肩幅よりちょっと広いスタンスなるはずですが、人によっては、とっても足幅が狭い人もいますが、それでも大丈夫です。そのポジションがその個人のベストな足幅です。

最後に、前傾姿勢ですが、これは最初に記述した体の重心をつま先の真上になるようにポジションニングします。背筋を曲げたり、単に頭を前にするだけでは重心は動きません。この重心を意識して前傾姿勢を取る事です。こうして重心をつま先の真上に移動すると、通常はかかとがちょっと浮き上がるはずです。ただ、足首がとっても柔らかい人は、べた足でもこの前傾姿勢が取れるかもしれません。それはそれでかまいません。

これでフットワークのための基本姿勢の出来上がりです。膝を曲げて、足幅を保って、前傾姿勢を取る、を上記を参考につくってみると、フットワークのための最良の姿勢が出来上がります。

上記のような姿勢は、時間や体力と共に変化しますから、何度も確認するように私は注意されました。特に体の重心の移動を意識することが重要です。

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2006年01月28日

「あれ~」って何・・・

TTC ウィンターで、娘のちょっと大きな変化を感じました・・・娘の試合スタイルは、これまでは黙々と試合をするタイプ。とにかく息をしているのかも解らないくらい静かです!ナイスショットでも喜ぶ事なし・・・悪くても悔しがる事なし・・・聞こえるのは、スコアカウントを宣言する時のみ。本人曰く、「クールに試合を・・・」がモットーだということでしたが・・・

ここ数週間の練習で、私個人としては、ちょっとおかしなことに気が付いていました。練習でもクール!?なはずの娘が声を出している!ただし、ミスショットをしたときのみですが。「あちゃ~」、「なに~」、「あ”~」、等々。最初は、自分のショットにあまりにも不甲斐ないからかな~と思っていましたが。本日の試合、特に2試合目で、「ありゃ~」、「なに~」と自分のミスショットに声がでている!

更に、1試合目では、ラインジャッジに関して初めて!?クレームをつけました。ショット自体は、間違いなく ON Line でしたが、対戦相手の体勢からして見えないだろうなといった感じでしたが、娘がクレームをつけた!ちなみに、ラインジャッジにクレームをつけたのを私は始めてみました。どんなことであれ、試合中に声が出る娘は始めてみます。

この変化、私は "吉" とみています。少なくとも、自分の意志が試合に出ている。たとえ、ミスショットでもそれが自分の意志と違うという事が声で表現できる事は重要な事だと思うから!

妻に、「今日は初めて声がでているな~」と問いただすと、「コーチからも、ミスショットの時ばっかり声が出るようになったな~」と指摘されていたということでした。少しずつ、変化がでてきている事!これを自覚しながら、次の大会に向けて頑張って欲しいものです!

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2006年01月25日

夢は大きく・・・

Yoyogi最近、妻とは昔話をする機会が増えました。お互いに歳を取ったのでしょうか・・・歳を取ると昔を語るようになる、といわれているようですから。最近の話題は、昔自分達が持っていた「夢」に関してが多くなってきました。我が娘の夢が大き過ぎるのではないか、期待が大き過ぎるのではないか、等々、話題は尽きないし、結論は出ないのですが・・・

私は、既に何度も投稿記事としていますが、結構真剣にバスケットボールをやっていました。当時は、日本にはプロバスケは存在していませんでしたから、プロバスケの選手を夢見る選手はほとんどいませんでした。私も例外ではなく、「代々木第2体育館でバスケをする!」が夢でした。昔のバスケットボール選手にとっての聖地でした!全国大会のしかも準決勝・決勝のみが代々木で開催されましたが、他の試合は全て代々木以外で開催されました。

何度も代々木目前で夢が絶たれ、何度涙を流した事でしょう。その度に練習に練習を重ねたのを記憶していますが、この夢は遂に中学・高校では叶いませんでした・・・

しかし、大学2年の春。この夢は実現します。関東大学リーグの1部、2部入換戦!この試合に勝てば1部昇格という運命の試合でした。190cm以上の選手が沢山いる中、私は179cmのちびっ子。しかし、スターティングメンバーとして私の名前が代々木第2体育館にこだましました。もうこの時の感動は、一生の思い出です。ところが、ボールがまわってきて、190cm以上の大男をかいくぐってシュートを決めた瞬間、何とも言い様のない満足感が・・・「代々木でバスケをやったし、公式戦でシュートも決めた。これでもうバスケ人生に思い残す事はないな~」と本当に激しい試合ではありましたが、試合が終わらないうちに引退を決意していました。

さて我妻。小学校5年生の時から本格的にピアノを始めたそうです。当時は、「とにかく音楽大学でピアノを勉強したい!」と夢を描いていたそうです。「音楽大学の進学は難しい」と高校の時に宣言されて、更にピアノを練習したそうです。1日10時間練習するなんて事は日常茶飯事だったと。そして、見事音楽大学を現役合格!!!ところがです。「やった~!念願が叶った」で終わってしまった・・・大学へ入学してからは、あまりピアノを勉強しなくなったそうです。ホテルでの演奏やレストランでの演奏などのアルバイト。自宅でピアノ教室を開催していて一時期70名近い生徒がいたそうです。ただ、勉強はしなかった・・・

我々は、「夢」が叶った瞬間に何とも説明しきれない脱力感があったことを最近になって話し合っています。もし、私が NBA (アメリカのプロバスケット)を、我妻がプロのピアニストを夢として持っていたら、もっと上を狙えたのではないかと二人で感慨にふけっています。

今、我が娘達は、普通では想像できない様な夢を描いています。本人達の名誉のためにここで記述する事はしませんが、我々は大きな夢を諦める事無く、過ごして欲しいと考えています。夢はできるだけ大きい方が良いと自分達の経験から考えているから。我々が娘の夢を断ち切るようなことをせず、できるだけかなえるための環境を準備してやろうと・・・再度夫婦で確認している毎日です。

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2006年01月14日

危険な練習:時間の長さより中身の濃さ

私は、一般入試で大学へ入学しましたが、当時の母校はバスケットボール関東大学リーグの2部の上位。1部への入れ替え戦で、常に惜しい所で敗戦、2部に留まっている状況だった。当時、大学のバスケット部へ入部する事は考えていなかったのですが、入学すると同時に、どうしても練習が見たくて体育館へ。すろと・・・何と友人が何人もいらっしゃる!もう我慢できませんでした。体育館の隅にいる私をみつけた友人の一人が、「何だよ。○○大学へ行ったと聞いていたけど・・・ここだったのか!じゃ入部しろ」って誘いで迷わず入部しちゃいました。一般入試での入学者で体育会に入るのは異例中の異例でした(というか部員50名ほどの中、私以外は全てスポーツ推薦入学!)

そりゃもう凄いメンバーでした!バスケットの名門、秋田県能代工業高校の主将を務めていた奴と同校の有名フォワード、当時、東京都のバスケットでは無敵だった明大中野からの奴等、九州福岡大学付属大濠からの奴等、茨城県では無敵だった土浦日大からの奴等・・・ちょっと小粒ではありましたが充分全国の有名選手が揃っていました。練習は、夕刻5時ごろから夜11時くらいまで。以外に練習自体はきつかったのですが、何とかこなしていました。

そんな練習を繰り返していた5月のゴールデンウィーク明け。我が大学に K 監督が就任。この監督、日本男子チームを率いていた経験があり、大学の監督を辞めた後、いすず自動車の監督を務め、実業団で何度も優勝している勇名監督でした。

練習初日、「私は、練習は2時間しか実施しません。練習メニューは・・・」と御挨拶。我々はビックりでした。練習メニューは、これまで6時間位やってこなしていた練習内容とほとんど変わらず!関東大学リーグ1部昇格を目指して連日6時間に及ぶ練習をこなしていたにもかかわらず、たった2時間。しかも練習メニューはほとんど変化なし・・・これで勝てるのか!そんな疑問がありました。

練習開始。まずはランニングシュート。体を温めるためのアップのようなものです。2組に分かれて・・・前の連中のシュートが完了して次のメンバーがシュート・・・3人目がランニングシュートが終わった頃でしょうか、監督が練習を止めました。「そんなゆっくりやっていたら練習にならん。前が半分くらいランニングをしたら次がもうスタートしなさい」。これは、前の組がシュートが終わらないうちに次がスタートする事を意味していて、前の組がシュートを外したら、ちょっと危険です。ボールはどこへ飛んでいくか解りませんから・・・しかし、練習は開始されました。一つ一つの練習のスタートがこれまでのスタートより単純に2倍の速さになったわけです。

全ての練習メニューは、上記のように2倍の速さ。2時間、走っていない時間がないくらいでした・・・ところが、やっぱりシュートが外れる事がある。ボールが転々とコートに残りますから、とっても危険です。ましてバスケットボールは、ジャンプする事が多くジャンプ中にボールをよけるのは至難の業。とにかく一日中不満だらけの初日が終わりました。そして監督から・・・

「君達の練習には危機感がない!シュートが外れた時に、次の連中にどれだけ結果が影響するかを考えていない。今、単純に危険な練習だと考えている内は強くなれない。これだけ速いテンポで練習をするのだから、危険回避のためにもシュートを外さないように細心の注意を払ってシュートするように」

これまでまったく経験のないことでした。練習時間は6時間から2時間に短縮されましたが、その中身は危険回避のために一つ一つのシュートに緊張感があり、たった2時間の練習が完了した時には疲れ果てて・・・そして秋季関東大学リーグ1・2部入れ替え戦。対戦相手は、日本大学と青山学院大学。2連勝!初めて1部リーグに昇格しました・・・

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2005年12月27日

NINJYA テニス

昔、バスケットボール女子日本チームが、あまりの低迷に何とかチーム力を強化して、世界へ出れようにしたいという事でかなり大が掛りなプロジェクトがありました。当時、日本女子チームは、中国や韓国と比べてても平均身長が低く、アジアですら突破できない弱小チームでした。高さでは絶対に勝てない・・・どうやって勝つかを真剣に考えたわけです。

そうした中、でてきた結論は、13種類のディフェンスを展開する "忍者ディフェンス" というものでした。通常、バスケットボールでは、せいぜい3種類のディフェンス、多くても5種類のディフェンスを展開するだけで、その展開方法を覚えるのも大変だし、とても体力的にも想像を絶します。それを13種類!これは、かなり評判になりましたが、一方で「馬鹿な事を考えた・・・」との悪評もありました。

しかし、自分達を信じそして練習に明け暮れ、考えていたディフェンス像の80%は完成した、という自己評価のもと、アジア選手権に出場、中国に敗れはしましたがアジア2位(だったと思います)。そして、世界選手権で見事3位という偉業を達成しました!13種類のディフェンスで、対戦相手を混乱させ、高さの弱点を知識で撃破していく・・・

私は、娘が、"忍者テニス" をやってくれたら良いな~なんて考えています。いったいどれ位のショットレパートリーを持てば "忍者" にふさわしいのかまったく予想が出来ませんが、単純にパワーでリターンを繰り返していく展開ではなく、時にはスライスショット、時にはロブショット、時にはトップスピン・・・対戦相手の展開の仕方をことごとくはぶらかしていく・・・所謂、頭を使った変幻自在のショット。夢物語はまだまだ尽きません・・・

追記: (2006.01.12 01:44)
nandehetananoさんがコメントしてくれているカルフォルニアテニス氏が最近になって「頭を使ったテニス」という投稿記事を掲載されました!正に、私が言っている NINJYA テニスではないかととっても感動しました!

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運も実力のうち??:ジュニアテニスのポイント制を考える

昨年、我が娘は骨折のためピーナッツカップのコート上で「試合できません」と御挨拶。戦わずして敗戦という結果でした。その悔しさは、戦って敗北を喫したのは違っていろいろな想いやわだかまりを私に残してくれました。ピーナッツカップは、そのポイントが高いため、誰でも参戦してポイントを稼いでおきたいという強い思いがあり、こうした怪我でも参戦するという現象が起きているようです。

今年のピーナッツ、いつもテニスクラブで一緒に練習している I ちゃんがまったく同じ事で棄権をしました。足を骨折!ギブスは取れましたが逆側の足に負担が掛ってまともに歩けません。サーブもままならない状況でした。それでも、我が娘と同じ理由からコートへ。練習をして・・・お母様と話をしていると、「本人、どうしてもやりたいというし・・・1セットなら何とかなる」と言っていたけど・・・

試合が始まりました・・・しかし、やはり試合続行は無理と判断した本人が、「試合継続できません・・・」と棄権。お母様、泣いておられました。我が家も昨年同じ想いでしたから、その気持ちが良く解ります。妻ももらい泣き。「あの涙は経験した者しか絶対に解らない・・・」と。

ジュニアはポイントやランキングによって出場できる大会と出来ない大会が分かれてしまいます。従って、ポイントやランキングが非常に重要で、このランキングをあげるための戦略を立てることをしているジュニアやテニスクラブがあるようです。それゆえ、「とりあえず、戦えなくてもコートにたつ」ジュニアがいるわけです。どうなんでしょう・・・もうちょっと正当な理由で参戦できないジュニアに対しての救済処置は施せないのでしょうか。ポイント制そのものを再考して、誰でも平等に、そして実力が明確になるようなポイント制を構築できないのでしょうか。中には、「ランキングが高いからこの大会は出場しない。ポイントが下がったら困るからね~」と1大会で勝っただけで他の大会への参戦をしないジュニアもいる!

私は、このポイント制も将来の金の卵を潰す一要因のような気がしていますが、「プロになったってランキングが重要なんだから当たり前」と指摘され、ランキングに対する戦略だった必要と私が考えているどんな大会でもチャンスがあるなら出場する、という方針を否定されました。しかし、本当に強いジュニアは、誰と対戦したって勝って行くことが必要で、ポイントやランキングと戦うわけではない、と考えるのですが。しかし、ランキングが上位にならないと出場できない大会もあり、現状では何ともならないというジレンマに襲われているのは私だけではないと思いますが・・・

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2005年12月15日

森田あゆみプロ、2回戦で棄権

イザワクリスマス・オープンという大会が開催されていますが、この大会で森田あゆみプロが腰痛のため、2回戦の途中で棄権したそうです。全日本で優勝した後、直ぐにアメリカで試合、更に帰国後直ぐにイザワクリスマス・オープンと、そのスケジュールは、超人的と言わざるおえないでしょうね。

プロ選手とはいえ、まだ 15歳の少女ですから、体力的に大丈夫だとしても、精神的な疲れは、体力をも奪うと思うのですが、そのスケジュールは、個人的にはちょっと無理があったのではないかな~と感じざるおえません。特に、森田あゆみプロは、皆さん御存知の通り、フォアーもバックも両手で打つ特徴がありますから、他の選手よりもフットワークを使ってテニスを展開する必要があるわけで、試合のスケジュールが体に負担をかける事は明らかだと思うのですが。早く、完治して欲しいものです。

テニスのプロ選手は、「ランキングを維持するために過密スケジュールをこなす必要がある」ため、どうしても故障が多い、といった投稿記事を以前に読んだ覚えがあります。特に腰、膝の故障に関しては顕著に現れると・・・どんなスポーツ選手でも故障が一番怖い!選手生命を絶たれることだって多々ありますから。そうした故障で選手生命を奪われた友人を沢山知ってもいます。

故障を減らすためには、まずは充分な休養をとる事、できるだけ体の局部的なところに負担をかけないようにする事、ストレッチをする事、・・・こうやって考えていくと故障を減らすために、それこそ通常の練習以上に何かをやっていなければならない・・・森田あゆみプロには充分な休養を取って、また強い姿を見せて欲しいものです。

参考サイト
"スポルト・ステラ (Sport Stella)":「森田あゆみ腰痛リタイア」
"Sport@niffty":「イザワクリスマス・オープン, 森田あゆみリタイア!!」

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2005年12月06日

格上・格下の選手との練習

普段の練習で、明らかに自分の実力では適わない相手(格上の相手)と練習すること、逆に絶対に負けないような相手(格下の相手)と練習をすることがあると思います。これをどう解釈すればよいのでしょうか。一般には、どうやら格上の相手との練習を好んで実践しているジュニアや、それを強く望んでいる御両親がいるようです。酷い時には、「ちょっとあれだけ実力差があるのに・・・」と不満を漏らすジュニア選手や御両親もいらっしゃるようです。しかし、私は(また経験からですが・・・)、格上・格下両選手とも、その練習が重要であると考えています。

格上の選手と練習する時:

私の経験上、格上の選手との練習こそ、これまでやってきたことを試してみることが重要だと考えています。昔、中学2年生の時(勿論バスケットボールですが・・・)、高校生達と練習をした経験があります。しかも、実力は県下で1・2位を争うようなチームでした(監督同士が大学の同期という事で実現しました)。この時、我々の監督は、「1-3-1ゾーンディフェンス」というかなり当時としてチャレンジなテーマを我々に指示しました。理由は、「普通に試合をしても点差が広がるから、奇襲作戦をとる事と、体力的に高校生に勝つためには、ゾーンが良い」ということでした。当然、練習はしていましたが、それまで試合で使ったことが無い・・・結局は、大差で負けましたが、前半では互角の試合展開で自信を付けました。結局、得意の戦略で負けてしまうよりは、チャレンジなテーマでぶつかって、胸を借りるつもりで戦うことが重要というわけです。

格下の選手と練習する時:

この場合、徹底的に自分の得意なパターンを試す時です。じっくりと基本を確認しながら、得意なショットを繰り返し練習することが重要です。ミスショットした時は、その原因を徹底的に追究することが重要です。私は、やはり学生の時、監督が明らかに我々のチームより弱い相手の練習試合をよく引き受けました。そして、そうした相手の時には必ずと言って良いほど「オールコートマンツーマン」!我々が最も得意とするディフェンスで、特にピンチには、このディフェンスを展開することで逆転に繋げる方法でした。我々選手としては、「何も格下のチームにオールコートでやらなくても・・・」と監督に愚痴を言ったこともありました。ところが監督は激怒!「確実にオールコートで勝てるようにしないでどうする。最低でも50点差で勝つこと」。練習試合中、ミスをすると直ぐに交代させられて、なぜミスしたのか、どうしたら修正できるのかを散々監督に言われていました。

どうでしょう。ちょっと娘を振り返ると、どうも格上の選手と格下の選手との練習を逆にしているような気がしています。格上の選手に対して自分の得意ショットを、格下の選手に対してはこれまでにあまり練習していないショットを連発しているような気がして・・・もうちょっと様子を観る必要がありますが。

こうして昔を振り返ってみると、あの監督との選手生活はやっぱりとっても貴重でしたね~

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2005年11月13日

アップ:準備運動

昨日の "ダンロップ全国選抜 関東予戦 千葉県大会 2006" の後、流石に少しは考えるところがあってか、直ぐに練習に行きました。既にかなり多くのジュニア達が練習をしていて、次々に軽いラリーで練習を各自で始めていました。

暫くして、コーチが集合の号令。「練習を始める前に、きちっとアップやった人は手を挙げて」・・・数人のジュニアが手を挙げたと思いますが(手を挙げれないジュニアもいました・・・)、どうやらその量が少ないとコーチは判断したようでした。「マラソンコース1周して来い!汗がでるほどアップをしてくださいとこれまでに何回言った!?ほとんどアップをしていないのと同じじゃないか!コーチはちょっと悲しいです・・・」・・・良いですね!私は、常々テニスってスポーツは、アップが少なくて良いのかな~ってバスケットボールと比べて感じていましたから、コーチの "激" は、正に私の疑問をふっ飛ばしてくれました!やっぱり必要だ!!よく考えてみれば当たり前のことでしたが、これまできちっとアップをしているジュニアを試合会場でもあまり見たことがなかったので(娘を含めて)、テニスはアップなしでも試合が出来るようにしておかなければならない!??何て考えたこともあったものですから・・・

自論としては、アップは汗がでるくらいが一番良い!なぜなら緊張がほぐれるのと、より練習の状態に近付ける事が出来らからなんです。試合は、できるだけ疲れない状態で、睡眠をよくとって、更に・・・なんて事を考えていると返って調子が出ないということもある。重要なことは、練習で最も状態がよくなる状態に試合のときにコンディションをもっていくこと!これが一番ですから。時々、練習の時の状態って、それじゃ疲れちゃうでしょ、って指摘されたこともありますが、試合と練習を比べれば、練習の時の方が良いショットが打てていることが多いのではないでしょうか!?それなら練習の時の状態にすることが重要なんですよね~いっつも「練習ではまったく出来ていないのに試合では良い」という選手には必要がないかもしれませんが・・・

上記のような天才を除いては、きちっとアップする必要があるんですね。どんなスポーツでも・・・我が娘も肝に銘じて欲しいものです。

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2005年10月24日

ある日の練習:昔を振り返って・・・

昔、それこそテニスで言うジュニア時代をバスケットボールに明け暮れた Target A ですが、特に中学校は、全国大会に出するほどの強豪でした。その時のスターティングメンバーは、本当に全国でも注目される!?連中ばかりでした。中学を卒業後、1人は秋田県能代工業高校、1人は福岡県福岡大濠高校、1人は京都洛南高校、2人は土浦日大高校などなど、所謂バスケットボールでは名門高校といわれる高校へスカウトされていきました。

こうした連中がたまたま終結したチーム(まったく地元の連中ばかりのローカル公立中学)でしたが、私はそうしたチームに所属出来たことは、今思えば本当にラッキーでした。ただ、監督だけは、当時国体が開催されるということで、一時的に国体の県教員メンバーとして地方を転々としている有名監督が丁度就任して、それもこの連中を刺激しました。

当時、まだ中学一年生!その時の練習メニューをちょっと紹介しましょう。
スタート~約1時間:フットワークとダッシュ(まったくボールを使わず)
1時間~2時間経過:オールコート3線速攻(走ることが基本です)
2時間~3時間経過:3対2のオールコートフォーメーション練習(攻め方の練習)
3時間経過後:個人練習(学業成績が悪い人は、帰宅させられた・・・)

上記が日常の練習メニューです。注目は、最初の1時間。まったくボールを使わず、1時間もフットワークとダッシュの繰り返し。実は、この最初の一時間は、軟式テニス部と一緒にやっていました。理由は、監督同士が同じ大学の卒業で仲が良いという事らしいですが、テニスもバスケもフットワークは同じという彼等の思いからでした。これが、私が言うバスケットとテニスは共通点があるという理屈です。

更に3時間までは、部員全員が練習に参加できますが、それ以降は学業で一定のレベルを達成しなければ練習に参加できませんでした。所謂、中間テスト、期末テストで学年で50番以内でないと「帰宅して勉強しろ」と叱咤激励されました。この時、各学年で30名前後のバスケ部員がいましたから、50番以内というのは結構大変・・・例えスターティングメンバーに入っていた選手でも容赦なく外されました。これだけのメニューをこなしても、全国大会では2回戦敗退。チームでの試合ですからテニスとはちょっと違って、自分だけが頑張れば何とかなる、ということはありませんでしたが・・・

こうした過去の経験を考えると、娘のテニスの練習はまだまだ量的に少ないと感じるのは私だけでしょうか・・・何もボールを持っての練習だけが練習ではありませんから。ちょっとは意識が向上して、練習に励んで欲しいのですが、まだまだといった感じです。

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2005年10月18日

成長曲線

私が中学生の時、よくバスケットボールの監督に以下のような図表で「お前は、いま第3成長期にいるから、もうちょっとの辛抱だ」と言われたのを何となく懐かしく思い出していました・・・

Improvement COurve

上記の成長曲線を解説してみましょう。ウルオボエですがほぼその時の監督の説明通りだと思います。

第一期
この頃は、何かを始めたばかり。つまり初心者の段階です。時間を掛ければ時間を掛けただけ成果が見えてどんどん楽しくなる時期です。次から次へと新しいことを吸収していきます。「あれっ、私って天才かも・・・」なんていう錯覚を起こすのもこの時期です。

第二期
一通り新しい事は吸収でき、更に高度な技術を吸収する時期です。出来る事と出来ない事が判断できるようになってきて、弱点補強に力を入れていく方向と得意な部分を延ばすことと2つの方法があるようです。この段階では、まだ成長するわけですが、以前のように急成長することはなくなってきます。

第三期
実は、誰でもこの時期があります。急成長してきた実力は停滞気味になってきます。ほとんどの技術は出来るようになった!あとは、これまでのことを何度も反復、確実に試合でできるようにすることが重要です。ただ、この時期には、周りの選手が追い付いてきます。試合に勝てなくなる、これまで圧勝していた相手に接戦、更には敗退する、といった苦い経験もこの時期に経験します。やってもやっても勝てないこともしばしば!第一期や第二期が1~2年くらいだとすると、この第三期はその3倍から5倍ほどの時間が掛かります。この時期が正念場です!どうやって乗り切るか・・・それは、更なる飛躍の時期である第四期があることを信じて練習すること!これが必ず実を結びます。だた、この時期、「もうダメだ!」と諦めてしまう選手もたくさんいます。また、この時期は新しい事をやるよりも、これまでやってきた、又は習得してきた技術を磨くことが重要です。新しい事を更につぎ込んでいっても、この時期は習得することが難しい。それよりも、これまでやってきたことが試合中で出来ていたかどうかを復習することです。そうすれば、必ず勝機がやってきます。

第四期
この成長段階は、緩やかな選手や、一機に急成長を遂げる選手等いろいろです。更なる高い目標を掲げて頑張る必要がある時期です。この成長段階では、勝ち負けを繰り返すようになりますが、負けた原因や勝った理由を明確に自覚できる時期です。この時期になると、なんとなくですが、自分の限界を感じることが出来るようになってきます。

第五期
再度、停滞する時期がやってきます。この時期に到達できる選手は、この停滞の時期を自覚できるようになっていますから、あれこれと周囲が何を言っても気にせず、どうしていいかを実践するようになります。

私は、我が娘が第三期に突入したと感じています。そこそこの戦績は上げるけど、自分が期待している結果ではない!以前圧勝していた相手が自分よりも上手くなって、どんどん追い越していかれるような気がする。そんな時期に突入しました。この時期を出来るだけ短くするために、私は娘に刺激を与えることにしました・・・その刺激は、後日掲載することにしましょう(与える刺激が失敗する可能性もありますから・・・)

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2005年10月17日

ある日突然やってくる!

私は、中学に上がると身長が入学時に170cmを超えていたので、凄く目立ってバスケットボールの監督からスカウトされました。本当は、剣道をやりたかったのですが、どうしても入部しろとバスケの監督の説得に負けて仕方なくバスケットを始めました・・・

初練習!中学3年生には私よりも大きな先輩がいっぱいいてビックリしましたが、それよりも何よりも、小学校4年生からミニバスケットをやっていて、初心者とは思えないバスケの上手な中学1年生が10数名既に練習をしていました・・・負けず嫌いの私は、その連中に嫉妬して「ずるい」と訴えたましたが、監督からは、「直ぐに追い付ける!」となだめられました。

入部して2ヶ月、3ヶ月と過ぎてゆきました。基本中の基本であるチェストパス、レイアップシュートと一通りできるようになりましたが、どうしても中学3年生を相手にするとボールを取られてしまいます。とにかく、ミニバス出身者には負けたくなくて、早朝練習を開始。朝からシュートを50本・・・ドリブルにフットワークと徹底的に練習しました。中学1年生の中では誰よりも速く公式試合に出たい!!!

更に1ヶ月が過ぎました。練習では、未だに3年生には及ばない・・・シュートをカットされると何よりも悔しかった。そして遂に、公式戦のメンバーを決める日程が決まりました。これで選ばれなければ、ベンチに座ることも出来ない。小学生の時は、補欠は一度も経験がありませんでしたら更に練習。中間試験も期末試験も無視・・・(といってもテスト5日前は勉強しましたが)。

遂に選手選考のための紅白試合!必死です!!どうしても選手に選ばれたい!!!練習も誰よりもやった。いよいよ練習試合開始。

それは、何の意識もなく突然やってきました。既に何十年も前の話なのですが、鮮明に、しかもそれはスローモーションのように記憶に残っている。ゴール下、パスを廻してもらい、難しいポジションからのシュートチャンス。一度フェイントを掛けてターン。ディフェンスがこのフェイントにまんまと引っ掛かり、ノーマークのように感じましたが、そこに3年生が大きくジャンプして私のシュートをカットしにきました。いつもならカットされているところでしたが、大きく伸びて私をカットしに来た中学3年生のそれが、スローモーションのようにみえた。見事にそのカットをかわし、シュートしてゴール!!!

突然です。本当に突然やってきました。これを機に、全てがこれまでのスピードの半分になって見えるようになったのです。カットする大きな先輩をかわせるし、試合に出ている仲間達がどんな動きをしているのかが見える。

こうした "突然" 何かが変わることが速かれ遅かれまじめに練習していれば必ず訪れると私は信じています。辛抱強く、誰よりも練習して、勝ちたい、いや必ず勝てるとか、上手になりたいいやもっと上手になれる、と信じることです。そうするとじわじわと成長するのではなく、それは突然やってきます。それを信じることです。

そうしたことが我が子は解っているのかな~と自問自答しています。

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投稿者 targetA : 03:35 | コメント (5) | トラックバック