2006年02月22日

記憶:敗戦から何かを学ぶ!

良く昔の事を覚えていますね~と皆さんから指摘されて、結構自分を楽しんで振り返っていますが、どうやら敗戦ばかりが記憶に残っているようです。

私は、幼少の頃から運動神経はまわりと比べるとダントツの良さを誇っていました。何をやっても上手くいく。負けた事がない!これが私のバックグラウンドでした。最初の敗戦は、こうした常勝の少年に意外と速くやってきます。

小学校3年生:リレー選手に選ばれない・・・
小学校1年生、2年生と負け知らず。運動会のリレー選手には、ちょっと力を抜いても選ばれる。そんな少年は、小学校3年生になっても当然リレーの選手に選定されると信じていましたが・・・選手選考会。1回目のトライアルでは、何と3着・・・リレーに選ばれるのは2人。このままではリレーの選手になれない。トライアル2本目。スタートして半分を超えたあたりで「勝てそうにない」ことが解って何と隣の選手に手を出して静止しました(勿論反則です)。「お前はそうまでして勝ちたいのか」と相当担任の先生に怒られました・・・「お前は、成長がこれまでまわりと比べると速かっただけで、基本的な走る事に関する技術が成り立っていないんだからしょうがない」と父からも酷く怒られました。ただ、リレーの選手になれなかったのは、このときが最初で最後でした。

小学校5年生:ソフトボールで優勝できない・・・
先日投稿記事にした "一瞬の弱気" です。

小学校6年生:小学校陸上競技大会県大会で敗退・・・
私は 50m ハードルといった競技でした。市内大会、県央大会共に小学校新記録で優勝。県大会に進出。優勝候補 No.1!私は、当然優勝すると信じていました。ところが・・・決勝で何と県南大会を優勝してきた選手に敗退。優勝は、50m ハードル 7.7秒、私は 7.8秒とこれまでの大会記録を塗り替えたのに準優勝で終了。陸上の先生から「おまえは、絶対に優勝できる力量があったけど、最後の最後で練習量が減っただろ。それが原因だ。小さな土俵で優勝したって、上には上がいる」と説教された記憶があります。

中学校1年生:中学校バスケットボール新人戦県大会準決勝で100点ゲーム・・・
市内大会、県央大会と優勝しての県大会進出。新人戦ですから、1年生と2年生で構成されるチームでの大会でした。何と我がチームは、新人戦にも拘らず、170cmを超える選手が6人もいる強豪チームと言われていました。我々は速攻を武器とする攻めのチームスタイルに対して、対戦相手は徹底的にディフェンスのチーム(守りのチーム)。変則的なゾーンディフェンスにことごとくゴール下を押さえられ、何と中学校の試合としては珍しい 100点ゲームを達成されました・・・52-104 と中学生の試合とは思えない試合結果でした。敗戦後、「負けた事は最大の宝だ。良い経験をしたな」と監督から言われたことを今でも鮮明に記憶しています。

こうやって記憶を辿っていくと、敗戦の度に良い監督やコーチ、そして親父がいたんだな~と思います。敗戦の度に、何かを学んでいたため、その度に精神的に強くなったような気がします。

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投稿者 targetA : 01:39 | コメント (2) | トラックバック

2006年02月20日

一瞬の弱気が試合を引っくり返す!

時は随分と昔の話になりますが、私が小学校5年生の時!私が通っていた小学校では、高学年クラス対抗のソフトボール大会が、運動会の次に大イベントでした。小学校4年生は、学年で1チーム、5年生、6年生は文字通りクラスでチームを組みます。低学年は、何と応援に廻ります。

私は、ピッチャーでした。1回戦は、運良く4年生とでしたから難なく勝利。点数は覚えていませんが圧倒的な強さでした・・・(というより1回表が終わらなくて、校長先生が強制的に1回表を終了させました)。

続く準決勝(2回戦が準決勝です)。対戦相手は、6年1組。既に中学校の野球部で練習しているメンバーが5人もいる強豪クラスでした。前評判は、圧倒的に6年生の勝利でしたが、一部の先生方は、「ピッチャー Target A の調子次第だな!」と噂していることが解っていました。つまり、私が調子良ければ5年生が6年生に勝てる!チームも燃えました・・・

そして始まった試合。私は絶好調!!!スコアに "0" が並びます。しかし、6年生のピッチャーも絶好調。ソフトボールの試合にしては珍しく投手戦。そして迎えた7回表。7回がソフトボールの場合最終回ですから、この回に点を取らなければ・・・そして、当時私とは本当に犬猿の仲といわれていた友人がホームラン!!!1-0 とリードして最終回。私のそれまでの調子であれば勝利目前!!!

しかし、疲れてきたこともあって、投げるボールが上に浮いてきていました。そして、最初の打者に対して、フォーボールを与え、続く打者にヒットを打たれました。ランナーノーアウトで 1、2 塁の大ピンチ。この大会、最大のピンチです。

ここで、ピッチャー Target A は投手交代を要求しました。「ひょっとしたら打たれるかも・・・」とこの時、一瞬とっても弱気になりました。担任の先生からは、「大丈夫。今日の調子なら抑えられる!続投だ!」。しかし、どうしても抑える事が出来る自信がなかった。そして投手交代。私がファーストへ、ファーストを守っていた友人がライト、ライトを守っていた友人がピッチャーに・・・選手交代後の第1球。打者の球は平凡なライトフライ。ところが、ライトの守備についた友人がボールを見失い、無常にも大きく後方へ転がっていきました・・・結果、さよならの敗退・・・

この時は、涙しました!「俺が続投していれば・・・」たった1球で全ての結果がでてしまいました。しかも、私が一瞬弱気になったせいで・・・今でも鮮明に記憶しているのですから怖いものです。

昨日のマッチ練を見ながらちょっと昔の自分を思い出しました。一瞬の弱気がゲームをまったく違ったものにしてしまう!特に攻撃的な試合展開を得意とするのであれば尚更です。試合終了の宣言があるまで絶対に弱気にならない強靭なメンタルが必要です。それでいて冷静さも必要。

さてそうした強靭なメンタルをどうやってつけるのか・・・

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投稿者 targetA : 02:36 | コメント (8) | トラックバック

2006年02月12日

"調子が悪い" という自覚

本日は久し振りに練習見学。タイブレーク戦を練習していました。今週は、中学2年生の男子ジュニア(中2で、身長180cmを超える・・・)とポイント制の練習をしてたらしく、15-40 のポイントから逆転するための練習を下らしいのですが、「ふっふっふ。○○をビートしてやった!」と好調なのかな~といった印象があったのでちょっと楽しみに見学に行ったのですが・・・

結論からいうと・・・ダブルフォルト、リターンミスが目立つ、ネットプレーなし・・・まったく良いところがありませんでした。体の重心が高く、明らかに最近の練習不足といった感じがしました。しかし、毎日毎日絶好調を期待することは出来ませんから、練習終了後にどう本人が感じているかを確認する事に留めようと覚悟して感想を聞くと・・・

「絶不調!!!」

立派!私はこうした感想が聞きたかった。これまでは、調子が良くても悪くても「まあまあ」といった返答しかありませんでしたから、絶不調でも具体的な感想を聞けたのですから合格点です。どこが、といった詳細を聞こうかな~とも思ったのですが、自分で考える事も重要ですから今日は何も言わずに、

「絶不調ね~そうだったね」

と一言声を掛けて終了しました・・・何が悪いのかは私は解っているつもりですが、今日は敢えて何も語らずを決めました。

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投稿者 targetA : 23:59 | コメント (0) | トラックバック

2006年01月20日

素晴らしい!そしてとっても重要なお話:実力が発揮できない選手

いつもブログでアドバイスを頂いている栞の父さんが主催している "思いつ気…^_^;  ひ・と・り・ご・と" において、とっても素晴らしいお話が投稿されていました。

(以降、本投稿記事は、栞の父さんの転記許可を頂いて掲載しております)

その投稿記事は、「改めて・・・」という投稿記事タイトルで、ある中学校のテニス部顧問の先生のお話が紹介されています。詳細は、栞の父さんのブログを参照して頂きたいのですが、以下引用しながらちょっと我が家のケースを加筆していきたいと思います。

紹介されている文章は以下のセンテンスで始まっています。

試合の中で、力を出せる選手と出せない選手がいますね。私も、今までたくさんの選手を見てきただけに、分かることがあります。

特に先日のピーナッツカップで、コーチから「お前はテニスが上手いがテニスが強くない」と指摘されたとおり、我が娘はまさに「力を出せない選手」なのでしょう。紹介文はさらに続きます。

力を出せる選手は、自分に「自信」があるんです。コートに立ち、相手を見て、「こいつには勝てる」、そんな自信を持っています。力を出せない選手は、まず相手をしっかり見ていません。「サーブ入るかな?」「相手は強いのかな?」「ミスったらどうしよう」「負けたくない!」などと、自分のマイナス面ばかりを見ています。意外かも知れませんが、「負けたくない!」と思っている時点で負けています。力を出せる選手は、「勝てる!」、そう思っています。

この「自信」を持つ事が非常に重要なのですが、多分我が家でも、この勝てるという「自信」を持たせるために一生懸命になっていたと思います。「お前は勝てる」と単純に言い聞かるだけではなかったと反省の念が・・・さらにこれまで試合前に、弱点の修復方法をいろいろと説明はしていましたが、対戦相手の動きを観察する事に集中するように促していませんでした。それが明確になったのが、京王ウィンターでした。「教科書通りしかできない」娘を見て愕然としたわけです。相手の動きを観察していない!試合後、まったく戦略がない、言い換えれば相手をみていない・・・多分、自分のプレーばかりが気になって対戦相手の動きに集中できなかったのでしょう。紹介文はまだまだ続きます。

心ほどやっかいなものはありません。
「勝てる」と思えば良いだけなのですが、深層心理でそう思えるようになるには、たくさんの試合をして、自信を一歩一歩つけていくしかないのです。もともと、強気な選手は、勝つことで、どんどん自信がついていくので、早い成長をしますが、その分、落ち込むとすぐやめてしまうのも、困りものだと考えています。

結論は、やっぱり自信をつけるためにはたくさん試合を積み重ねていくしかないのですね!それは解っていました。今は、変に常勝することよりも、負けることによって(勝てないことによって・・・)、精神的に強くなって欲しいと考えています。紹介文でも指摘されているように、「勝てる」という自信が返ってその選手の寿命を縮めてしまう事もありますから。家族で耐える時期、そんな時期があって良いのではないでしょうかね。さらに紹介文は、敗戦の後の子供との接し方にも触れています。

さて、親の声のかけ方ですが、「お前は強い。思いっきりやってこい!」と、声を掛けるならば、かけてあげてください。試合が終わったときは、絶対に、絶対に、絶対に、子供の弱い部分を言ってはいけません。気がついても、言ってはいけません。それは、コーチの仕事。親は、「良く頑張ったな!」と、ほめてあげて欲しいと思います。まあ、親がプロコーチなら、ある程度の部分は許されますけどね。

数多くのジュニア選手と接してきたからこそでてくる説得力のあるメッセージですね!我が家もこれまでのやり方に多少修正を加える必要がありそうです。

追記: (2006.01.22 11:52)
ジュニアテニス狂福島支部長、Mochiさんも同じ投稿記事をベースに「改めて..そして新たな方向性」というタイトルで投稿記事を掲載されました。

追記: (2006.01.21 08:34)
まったく同じ投稿記事をベースに、本サイトでもコメントを頂いている olive さんが、投稿記事「考え方…」を掲載されています。御自分の立場の違いにより御兄弟での違いを公開されています。

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投稿者 targetA : 16:20 | コメント (8) | トラックバック

2005年10月29日

Vision 54:ソレンスタムのメンタル

ゴルファーなら誰でも御存知でしょうけど、現在女子プロで圧倒的な強さを誇るアニカ・ソレンスタム。アニカのコーチは、"vision 54" を掲げて、常に向上心を持ち、常により良いプレーをするために練習することが重要で、そのために下記の質問を必ずするそうです。

  1. 今日学んだこと
  2. 今日のラウンドで一番思い出したいこと
  3. スコアよりも気になったこと
  4. 今日のラウンドで1番良かった経験
  5. 今日のラウンドで1番悪かった決断
  6. どこを狙い、何に集中していたか
  7. やり直せるとしたらどのショットをやり直したいか
  8. 次のラウンドに備えること

上記は、ゴルフだけでなくテニスにも活用できそうですよね。現実、最近では "Vision 54" を企業で説明したり、他の競技へ活用したりしているそうです。我々日本人は、どちらかと言うとプレーヤーの悪い所を見つけて、徹底的に修正していくといった方向に走りやすいですが、欧米では、「長所を見つけて徹底的にその長所を伸ばす」方向が多いように感じます。

ちょっと見方を変えて、我が子のテニスの悪い所は目をつぶって良い所を強化してみようかな、何て事を最近は考えてはいるのですが、根っからの日本人の私にはちょっと難しいかもしれませんね!

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2005年10月27日

力みを無くす!:マイケル・ジョーダン

昨年だったような記憶がありますが、我が娘のテニスクラブで、希望者にマウスピースを格安で作ることが出来るといった話が出てきました。マウスピースとは、よくボクシング選手等が試合中に口の中に入れている口内をガードする器具のことです。通常は、歯医者で型を取って個人個人で相違している骨格に合わせて製作します。

ちょっと信じられないほど安い価格も手伝って、多くのジュニア選手が製作したと記憶しています。我が子も「造りたい」と言ってきましたが、私の決断は簡単でした・・・「必要なし」!理由は、以下の通りでした。

バスケットボールの神様、マイケル・ジョーダンという選手は、ほぼ全てのプレーにおいてベロを出してプレーします(23Jordan- A Michael Jordan Tribute に豊富な写真集がありますから御参考までに)。また、ゴルフの神様であるタイガー・ウッズもショットの時にベロを出すことが知られています。ベロを出しているのは、一見ちょっとふざけているようにも見えますが、これには重要な理由があるそうです。それは、「重要な場面でベロを出すことによって、力みを取る効果がある」というものでした。全てのアスリートにいえることでしょうけど、力みは大敵です!ショットが安定しない、緊張感を増長する、その他いろいろな弊害があります。力むと自然にギュッと噛み締めるのが人間の生理だそうで、こうしたり力みを少しでも無くすためにベロを出すことはとても有効、ということを以前から知っていましたから、マウスピースをしなくてはいけないほど噛み締めてテニスをしなければいけないのであれば、それは返って良くないと判断したからでした。

一度、娘には「ベロを出してプレーしろ」と言ったことがありましたが・・・流石に受け入れてくれませんでしたが、上記のような詳細理由が理解できたらやってくれるかな~??

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2005年10月22日

為末大選手:ある日、突然・・・

日本テレビの99(ナインティーンナイン)が司会している番組をなんとなく見ていました。ゲストは、400mハードル銅メダリストの為末大選手でした。

余り過去を振り返らない性格で、「昔の恋人に3度ほど誕生日を過ぎた頃、君の誕生日っていつ?」と聞いた事があるといったお笑いの話がありました。400mハードルは91cmの高さがあって、99の岡本氏が潜った方が速い、といったたわいのない話が続きました。そして、岡本が続けて、「為末さんはだんだん速くなっていったんですか?」という質問に解答した為末選手の言葉がとっても印象的でした。

ある日突然速く走れるようになったんですよね。最初は、突然大地を掴んでいるような感じ・・・そして、自分が地球を廻している感じになったんです・・・

以前、投稿記事で「突然やってくる」ということを経験談として掲載しましたが、為末選手の言葉を聞いて、「ほら!言ったとおりでしょ」と娘に言おうとしたらとっくの昔に既に床の中で爆睡でした・・・

追記: (2005.10.23 11:37)
下記のサイトにも上記に関する投稿記事がありました。
"心惹かれるもの":「為末

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投稿者 targetA : 23:59 | コメント (4) | トラックバック